走ってたけど、一瞬気を抜くとスピンモードになるんで、
はっきり言って危険やった。
昔「F」とか言う漫画で、凍結路をFJ1600で走る練習が
あったと思うが、まさにそんな感じ。
今シーズンは、ともろうさんより「ラリスペ」をいただいたので、
早速取り付けてみることにした。
ラリスペは純正形状なんで、車高やキャンバーは調整できないが、
Sタイヤを履いて使うこともあるので、ちょっと加工して組むことで、
調整してみることにする。
まず、車高を下げた。
RX−R純正のバネをカットしてみる。
これはフロントだが、この長さでもまだバネは遊ばない。
ただ、ジャッキアップ時のロアシートへのすわりが悪いので、
ロアシートにΦ5ぐらいの穴を開け、タイラップで軽く固定する。
フロントホイールセンター〜フェンダー間320mm、
リアホイールセンター〜フェンダー間300mmと、
純正より約30mmダウンとした。
これぐらいなら雪道でも支障は無いだろう。
スプリングは、カットするとレートが上がるので、
3Kぐらいにはなってると思う。
車高が下がった分ストロークが減るので、バンプラバーは前後とも
1段(約20mm)カットした。
カットしても、Frのストロークは少ない感じ。
「純正形状のショック」+「ダウンサス」だと、バンプラバーを
切らなければ、すぐ底付きしてしまうだろう。
ダウンサスで乗り心地が悪いのは、ほとんどがその理由。
次に、キャンバーを付けるための加工をする。
フロントのみナックル下側の穴を外側へ3mm長穴にした。
上の穴を内側にも削ったが、ほとんど効果なかった。
リアはそのままで、ネガキャン1度半だったので無加工。
リューターで長穴加工できないことも無いが、フライスを使えば簡単!
この加工で、調整式ピロアッパーを使わずに、ネガキャンが
2度半つけれた。
ちなみに「マジックキャンバー」という部品をを使って
キャンバー調整する方法もある。
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ショックによる乗り味の違いを知るために、あえてSタイヤのままで
試乗してみたが、
「かた〜い!」
元々付けてた車高調なみにゴツゴツ感がある。
Sタイヤで、攻め込んでも不安は無いけれど、乗り味はそうとう硬い。
カタログでの減衰力値はたいしたこと無いけれど、
通常使うあたりのピストンスピードでは、縮みの減衰力がかなり
高いよう。雪道で使用するなら、もう少し縮みがやわらかいほうが
コントロール性がよさそう。
できれば調整式のショックのほうが良いね。
今はどこも販売して無いんかな?
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誰かお金に余裕のある人、一回ウチのショック試してみてください。
3〜3.5kの直巻きバネで組めば、ラリーや、雪道でも
満足してもらえると思います。
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