で、4WDにならなかった理由は
「シフターフォークを止めてるスプリングピンの折れが原因でスリーブが押せなくなって4WDに入らなくなった」
と思ってたので、もし今後4WDに入らなくなったら、シフターフォークが動いてるか外から確認できるようにサービスホールを作りました。

ケースサイドに

穴を開け

ブラインドプラグ入れて完成
で、トランスファー組んで、一件落着と思ってたんですが・・・。
トランスファーをとりあえず仮組みして、手動で切り替えさせてみると、
「あれ?やっぱりスリーブが噛んでない」
ちなみに、ミッションやトランスファーはバラした順序で並べるので、組むときもバラしたとおりに組みます。
それでもやっぱり
スリーブがギアに噛んでません。


ケースをあけて、動かして見たり、シャフトの移動距離を測ったりすると、
スリーブがギヤに噛むところまで、物理的に動かないことが分かりました。
で、理由もわかりました。

シフターフォークを止めているシャフトにはカラーが3種類あるんですが、
なんと、そのうち2個がテレコでした( ̄▽ ̄;)


カラーを正規で組むと、スコッとスリーブはギヤに噛むし、それ以上シフターフォークが押されることもないので、スプリングピンが折れることはありません。
しかし、このカラーを、テレコに入れ間違うと、シフターフォークが5mm押せないので、スリーブとギヤが噛むか噛まないかのとこまでしか行きません。だから、スリーブの先っぽがえらく摩耗してたのです。
しかも、シャフトのストロークは、本来ケースの穴深さ分動けるので、切り替えレバーで無理に4WDに入れようと、行き場のなくなったシフターフォークはカラーに押され、あげくにスプリングピンを折ってずれてしまうのです。
ってことは、
前にバラした奴が組み間違ってるやんけ〜!
(╬゚◥u◤゚)
いやいや、ミッションとかトランスファー組んだら、普通、手動で確かめるやろ〜。
マジでクソ整備や・・・。
前のオーナーはこれで金取られてたのか・・・。
この無駄な修理にかかった時間に対する怒りで、
「前に修理した業者調べてさらしものにしたろか〜」
なんて思ったけど、まあとりあえず直ったし、自分的には賢くなったので、ええとすることにしました。
これにて、やっと一件落着┐(´д`)┌
ほんと俺ってついてないね〜(笑)