OO某所。
ここ、アシスト無しの普通のMTBはで登ったことがあるんやけど、上り嫌いなので二度と来るかと思ってたけど、E-MTBが借りれるということで、同じととこに行ってテストしてきた。
ちなみに、アシスト無しのフロントシングル30T×リア42Tだと、ジグザグに走ってなんとか漕げる激坂があるようなとこ。
借りたのは、メリダのeONE-SIXTY 800
というE-MTBで、2020年モデル。
前後160mmのストロークに27.5×2.8インチの極太タイヤを履く、かなり下りに振ってると思われるバイクやけど、
登る登る!
時速7〜10km/hでグングン登る!
シート上げてもクランクもサドルもすこし前寄りだから、登るりのポジションはしんどいかな。
もちろん下りもテストってことで、
粘土質でコケってて、石の階段あったりとか、なかなかスリッピーなところところを下ってきたけど、
ヤバ〜い!
いい意味で(笑)
上り下りあわせて6kmほど乗って、
平均12.8km/h!
ダートやけど、なかなかの速度でるとこも(笑)
バッテリーは全然減らず。
100kmぐらいは走れるのは間違いなさそう。
アシストのモードは、「ECO」、「NORM」、「HIGH」の3モードだが、舗装の上りは「HIGH」一択。
「「ECO」や「NORM」なんてどこで使うんや?」って思ってたんやけど、これは下ったらわかった。
上りも下りも23kgぐらいなのとユニットで低重心のおかげか、たいして重さは感じない。
下りではフォークもサスもいい動き。
27.5×2.8インチのタイヤで、全体的にグリップいいし、SLXのブレーキも、滑る路面では効きすぎなぐらいで安心感がある。
フレームサイズはSで、適応身長が〜175cmだけど、ぶっ飛ばせるダウンヒルコースじゃなければ、下りは175cmの僕でも、Sサイズのほうが振り回しやすい。
で、使わないと思ってた「ECO」モード
実はこのモード、下りで入れっぱなしにするのが正解やった。
石を超えたり、階段前とか止まってしまった時、再スタートでふらつかない。
FANTICのE-MTB「XF1 INTEGRA 160」(こちらも2020年モデル)は、よく乗らせてもらったけど、
しかし、メリダのSHMANOユニットは、パワー感は全然ないけど自転車乗りには違和感なく、むしろアシストがあったほうが下りやすい。
フロントフォークは同じROCKSHOXの「YARI」だし年式もストロークも同じだが、ジオメトリーが違うから「eONE-SIXTY 800」の方が、ぜんぜん下りやすい。
でも上りは、やっぱりシートを後ろに下げたいって思う感じだな。
スペシャ、サンタクルーズのE-MTBも乗ったけど、自転車メーカーが作るE-MTBは、ノリ味はやっぱり自転車、バイクメーカーが作るE-MTBは、どこか自転車ではないんだよな〜。
僕なりの意見だけど、
いままでガッツリ自転車乗ってきた自転車野郎(とくにダウンヒルメインな)は、自転車メーカーのE-MTB。
ただ、高額やのにアシスト無しの自転車といい意味でノリ味が変わらないから、アシスト分費用対効果があるのか悩むところ。
バイク乗りやツーリングメイン、今からはE-MTBを始めようと思ってるような人は、パワー感を感じれるし、FANTICなんか「押しモード」まであるし、アシストの費用対効果がわかるバイクメーカーの作ったE-MTBがいいかな。
しかし、E-MTB、ますます欲しくなってもたがな。
とりあえず、今は買えそうにないな〜。
【関連する記事】