が、上るためには下りオンリーのセッティングだと上りが楽しめないのともわかった。
木の根っこや、石の段差で、リアタイヤが空回りしまくって、上れないことが多々あった。
ということで、まずは、タイヤを交換することにした。
箱に「ヤモリ」のマーク。
「IRC TANKEN GEKKOTA(ゲコタ)」
オフロードバイクでハードに走っしでる人は誰でも知ってる「ゲコタ」
ゲコタとは「ヤモリ」の意味で、ヤモリのように吸い付くところからこのネーミングなのだが、柔らかいコンパウンドなだけでなく、その名のとおり「ベトベト」して、あらゆる路面でグリップする。
リアタイヤのみ交換することにした。
右:MAXXIS MINION DHRU 27.5×2.8
左:IRC TANKEN GEKKOTA 27.5×2.8
同じ2.8インチ幅なのだが、あまりに太さが違う。
これはIRCが太いのではなく、MAXXISが、ほかのどのメーカーより表記の割に細いだけ。
MAXXISと比べるなら「27.5×2.6」でよかったかな。
さて、山で上ってみると、トレイルタイヤの「ARDENT」はおろか、ダウンヒルタイヤの「DHRU」よりはるかにグリップして、空回りして上れなかったところが、上れるようになってしまうではないか(;゚Д゚)!
下りも、リアタイヤがロックしにくく、初心者でも安心してブレーキがかけれる。
上りも下りも上手くなったのかと錯覚するほど、「ゲコタ」のグリップは凄かった!
もちろん、お尻でサドルを踏んだり、膝でリアショックを沈め、リアタイヤのトラクションをかける技と兼用することで、さらに効果を発揮します。
E-MTBのリアタイヤはもう「IRC TANKEN GEKKOTA」一択ですわ〜。
27.5インチだけでなく、29インチもあるので、E-MTBの人は、絶対履けるはず。
上りで空回りした経験がある人は、騙されたと思ってぜひ試してみて〜。
ただし、これだけは注意してね↓
※普通コンパウンドの「TANKEN」もあるので、間違わないように!
※グリップと引換えに、あまりに減りが早いので、舗装自走派の人には向きません!