去年1月中古で購入したバネットバン
ATの4WD。
年式は古いのに距離はまさかの
38000km日産ディーラー系の中古車。
ボディはところどころ錆びてるが下回りがめちゃキレイ。
記録簿も有り、距離はたぶん嘘じゃないはず。
でも、内装のヤニがすごかったし、エアコンのコンプレッサーのマグネットも壊れかけやし、たぶん走行は少ないけど、アイドリングで止まってた時間は非常に長かった車だと思う。
それはともあれ、今年になって初めて雪道を走行することに。
「ぜんぜん坂登らんや〜ん!」4WDのランプ、フリーホイールロックのランプも点くから、4WDに入ってるはず。
はじめは、中古スタッドレスのせいかと思ったが、坂道で後ろしか回ってない(笑)
再生できない場合、ダウンロードは🎥
こちら切り替えレバーが半分ぐらいしかストロークしてないから、なんかおかしいな〜って思ってたけど、ウマにあげて回したら、フロントのペラシャフトが回らないので、トランスファーのトラブルというは間違いない。
セレクターが折れてるか、シフターフォークが折れてるかのどっちかと思い、セレクターをバラしたら折れてない。
強制的にセレクターのロッドを動かしても、4WDに入らないので、
「シフターフォーク折れ」と断定。シフターフォークは見えないので、トランスファーを下ろしてバラしてみることに。
オイルを抜くと、かなりの鉄粉。
オイルは買ったときに交換してるんやけど、そのときはこんなに鉄粉無かった。
大きな破片は無いけど、なんか削れてるのは間違いない。
で、トランスファー開けてみると
「あれ?シフターフォーク折れてないやん」鉄粉の原因は、スリーブの山の摩耗だった。
ネットで調べると、切り替え4WDは、ぜんぜん4WDに切り替えないと固着するみたいで、以前のオーナーはたぶん全く4WDに入れてなくて、久々4WDに入れたもんだから、固着気味のシフターのストロークが足らず、スリーブの山が削れて、さらにその鉄粉が悪さして完全に4WDに入りきらなくなったのだろうと推測。でも、「磨り減っても4WDに入りそうなもんやけどな〜」と思いながも、とりあえずスリーブとギヤを注文。
すると
納期未定そりゃそうだ。これはOEM車だし。
なので、マツダの部品番号で注文。
ギヤは欠品だったけど、かなり磨り減ってるスリーブのうほうはあった。
で、
今後もし固着気味になってもいように、外からシフターフォークを動かせれるサービスホールを作ってやろうと思いつく( ̄ー ̄)ニヤリで、ケースのどの辺に穴あけてやろうかと、ケースを閉めて、シフターロッドのストローク測ったら、
「ケースにあたって4WDギヤに噛むところまでシフターロッドがストロークしてないやん!」本来はここまでストロークしないと入りきらないのだが、5mmほどストロークが足らず、ちょうど、スリーブとギヤが当たるところまでしかストロークしないので、そりゃ山も削れるし、まったく4WDにならん訳や。
シフターロッドを見たら、シフターフォークを止めてるスプリングピンだけが以上に長い。
よくみると、中が貫通してない。
「スプリングピンが折れてる・・・(;´д`)」スプリングピンが折れて、シフターフォークの位置がずれて、スリーブが押しきれなくなったわけで、そりゃ4WDに入らない。
そもそもこのトランスファー、スプリングでスリーブを動かしてるんみたいやねんけど、そんな力でスプリングピンがせん断する〜?スリーブ押し込むにはΦ5のスプリングピンでは細すぎか?
いやいや、ミッションのシフターフォークなんか、シフターフォークの方が曲がったり折れたりするぐらいで、スプリングピンがせん断したりせーへん。
もしかし、スプリングピンの強度不足かも。
ともわれ、原因がわかって良かったけど、なんかほんと運が悪いとしかいいようないわ。
そのぶん、経験値はつくけど、自分の車の修理はもうコリゴリ。
ってか、週末までに車なおせるか〜(-_-;)
posted by あんぽん at 22:45| 大阪 ☀|
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